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MVNOが格安な理由とは?

デジタルツールの写真2  格安スマホや格安SIMといった文言で有名なMVNO。しかし、どうしてそんなことが実現できるのでしょうか?ここでは、MVNOの料金がなぜ安くなるのか。その裏側に迫っていきます。

◆どうしてMVNOは安い?

 MVNOの最大のメリットはなんと言っても料金の安さです。場合によっては、月額490円から利用が可能となりますので、現在のスマートフォン利用料金を大幅に節約できることでしょう。では、なぜMVNOはこうしたコストパフォーマンスを実現できるのでしょうか?その理由のひとつが、「店舗を持たない」ということです。

たとえば、DOCOMOやau、ソフトバンクのオフィシャルショップというのは全国にものすごい数が存在しています。携帯電話というのは冷蔵庫や電子レンジのように単純なものではありません。また、契約などもあるため、手厚いサポートが必要。だからこそ大手キャリアは、そうしたユーザーに対し手厚いサポートを提供するために多くの店舗を出店しているのです。

しかし、当然店舗を持つということはその分維持費や人件費がかかります。また、店舗だけではなく電話でのサポートも行わなくてはならないため、必然的に運営コストがかさむ業種なのです。

それに対しMVNOは、こうしたサポートをほとんど行っていません。広角と、「じゃあMVNOはサポートが悪いの?」とお考えになる方も多いでしょう。確かにMVNOは大手キャリアに比べると手厚さといった部分には期待ができません。しかし、それは元から承知の上、という考え方があります。

MVNOがターゲットにしているのは主に、ある程度モバイルインターネットに知識のあるユーザーです。大手キャリアのように「はじめて携帯電話を持つ」といった層ではなく、「すでにスマホを持っていて、でも料金の高さが気になっている」という人たちなのです。そのため、スマホの操作方法を教えることや、料金プランについて丁寧に教えるサポートなどは不要、という考えである、と言えます。

こうした背景があるため、MVNOはショップの展開などをほとんど行っていません(楽天やY!mobilleなどは店舗を持っていますが)。そのため、人件費などの経費が少なくなり、その分を低料金としてユーザーに還元している、と言えるでしょう。

◆スマホユーザーなら手続きや設定も心配なし!

 そのほかにもMVNOの料金を安くしている要素はたくさんあります。たとえば利用手続きの申し込みやSIMのセットといったことは、すべて購入者に任せています。

大手キャリアの場合は、ショップですべての手続きなどを行ってくれます。iPhoneなどの場合、アカウントの取得までもショップスタッフが行ってくれる、といった手厚さです。しかし、こうした作業は実はそこまで難しいものではありません。一度覚えれば、説明書などを見なくても誰でも簡単に行えるとまで言えます。

そんな小さな手間をかけることで利用料金が安くなるのであれば、やはりMVNOを利用したほうが断然得になることは明白。すでにスマートフォンを利用したことがある人であれば、まったく問題なしと言えるでしょう。

また、MVNOの中にはこうした手間をオプションで代行してくれるところもあります。しかしオプションとは言ってもその料金は1,000円程度であるケースが多いので、心配な方は利用してみても良いでしょう。その分を差し引いても、十分大手キャリアよりは安くスマートフォンを利用できます。