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格安simでテザリング

デジタルツールの写真2  パソコンを使ってお仕事をする人の中にはノートPCとポケットWi-Fiを持ち歩いて出先で作業しているといった方も多いかと思います。しかし、MVNO業者が展開している格安simの登場により、この組み合わせは必ずしもベストなチョイスではなくなってきたかもしれません。ノートPCをWi-Fi環境下以外で利用する際の最適解を探ってみましょう。

◆もうポケットWi-Fiは必要ない?

 スマートフォンのテザリング機能をご存知でしょうか。テザリングとはスマートフォンをモデムとしてPCをインターネット接続する方法です。つまり、スマートフォンをポケットWi-Fi代わりに使うわけですね。今までスマートフォン、ポケットWi-Fi、ラップトップを持ち歩いていた場合はテザリングに切り替えればポケットWi-Fiを携帯する必要はなくなります。解約すれば当然月々の支払いも安くなります。格安simでも従来の大手通信事業者と同じデータ量のプランを提供していますので、切り替えによって費用を安く出来ます。ただし、これはスマートフォンのデータ通信量に余裕がある方向けの方法です。スマートフォン通信を非Wi-Fi環境下で通信制限一杯まで利用するという人は、テザリングに回す通信量の余裕はないでしょう。

◆ポケットWi-Fiを格安simで利用する

 スマートフォンでの通信はしたいし、ポケットWi-Fiはラップトップで今まで通り使いたいという場合でも、より安価に運用していく方法があります。スマートフォンでの利用が主な話題となっている格安simですが、ポケットWi-Fiに差し込んで利用することも出来ます。殆どのMVNO業者は通話に機能のないデータのみのsimを提供しています。ただし、端末とsimの組み合わせによっては動作しない場合がありますので対応状況を事前に詳しく調べる必要があります。

◆実際いくらになるのか

 実際にどれくらいの費用で運用していけるのか検証していきましょう。2016年4月時点での情報になります。最安値を謳うDMM mobileの場合、月7G、データ+通話sim、最も安価な端末で月々の支払いは3,613円になります。もちろん通話すらLINE通話やSkypeでいいという場合はさらに安くなります。お気づきかもしれませんがテザリング使用のみの前提で単なるポケットWi-Fiとして考えた場合でも、ポケットWi-Fiより安いのです(ワイモバイルの月7Gプラン、対応端末で3,696円)。通話料は別途発生してきますが、LINE通話やその他通話アプリが普及している現在、電話を長時間利用するということはあまりないと思います。7Gが少し頼りないと観じる場合でも、DMMでは最大20Gまでのプランを提供しています。データ通信のみ月7Gのsimを契約した場合の料金は1,860円となります。ポケットWi-Fiを既に持っている場合や、別口で手に入る場合はこのsimを差し込んで利用していく方法もあります。

通信サービスは以前より、複雑な料金体系により知識がなければ損をしてしまうような側面がありました。同じサービスをより高い値段で利用するメリットはありません。スマートフォンだけではなく、ノートPCを使用する人にとっても格安simを利用するアドバンテージはあります。大きなこだわりがなければ格安simに切り替えて費用を削減することを検討してみてはいかがでしょうか。