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Windows10のリリースから考える、Windows8とは何だったのか

デジタルツールの写真2  2015年7月、ついにWindows8.1の後継としてWindows10のリリースがMicrosoftからなされました。こうした背景を元に、Widdows8とは結局何だったのか?といった部分について今回は考察していきましょう。

◆Microsoftの未来を示したOS、それがWindows8

 Windows8および8.1とは、実際のところどうだったのでしょうか?タッチパネルの利用を大前提としたそのユーザーインターフェイスは、確かに未来を感じさせるものでした。しかし、Windowsユーザーにとっては使い慣れたキーボードとマウスという環境がやはり必須であり、最終的にWindows8は完全なマウスレス、キーボードレスを提供することはできなかったと言えます。

しかし、Windows8にはそれ以外のメリットも数多くありました。洗練されたデザインやOSの高速化。Windows7までのフォルダ階層の仕組みの一新など、着実に性能は増していったと言えます。

すでにパソコン(と言うかWindows)について高いリテラシーのある層には物足りなかったかもしれませんが、逆にライトユーザーには十分訴求できるOSだったとも考えられます。売上こそ目立ちませんでしたが、特にXPのサポート終了を受けて、シェアが増えたのは間違いありません。

総じて、Windows8とは、Microsoftが示した未来への指標であったと言えるでしょう。不満こそは残るものの、その点は今後も評価され続けて行くと考えられます。

◆7と8を正しく進化させたのがWindows10

 Windows8のネクストジェネレーションとして2015年7月末にリリースされたWindows10。ネット上にはすでの多くの賞賛の声が集まっています。「遂にMicrosoftが最高のWindowsを作り上げた」という評価もちらほら。その期待感の高さがうかがえます。

Windows10の特徴はなんと言ってもスタートメニューの復活です。Windows8であっても、サードパーティーのアプリケーションをインストールすることでスタートボタン(らしき)ものを表示されることはできました。しかし、これがOS標準として搭載されることに喜びを感じるユーザーは多いようです。

また、Windows8から採用されたライブタイルもWindow10にはしっかり引き継がれています。スタートボタンを押すと、Windows8で見慣れたライブタイルが並びます。スタートメニューと言えばWindows7までの特徴でしたが、ライブタイルが組み込まれているということで、それぞれのいいとこ取りをした、という印象と言えるでしょう。

さらに、Windows10は7以降のユーザーであれば1年間の無料アップデートが約束されています。このことからも分かる通り、Windows10とは、7ユーザーにも8ユーザーにも使えるOSであると言えるでしょう。ある意味では、Windows7と8が結びつき、正当に進化を遂げたのがWindows10なのかもしれません。

◆Windows8はまだまだ現役?

 もちろん、今すぐにWindows10へアップグレードを行う必要はありません。Windows8は8.1を経て、順調にアップデートを繰り返してきました。その結果、現在ではかなり完成されたOSであるとも言えます。

はじめの頃こそ使い勝手について不満を唱えるユーザーも多かったですが、現在ではそうした声はかなり少なくなりました。操作性さえ把握できれば、Windows8はそこまで悪いOSではありません。むしろ、タッチパネルという強力なアイデンティティーを持つすばらしいソフトです。

無理をしてWindows10に乗り換え、使っていたソフトが動かない、といった事態にならないよう、アップデートは慎重に行いましょう。もちろんいつかはWindows8に別れを告げなくてはならない日も来るわけですが、現段階ではまだまだ現役のOSと言えるでしょう。